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仮想通貨プロジェクト「RUNRUN」

runrun.png

■ この取り組みでは、仮想通貨の所有欲や通貨の実態を探るため、「RUNRUN」の3Dデータを作成し、デジタルサイネージとして配置した。また、これらの3D画像データをNFT(デジタルアイテム)として出品し、仮想通貨(イーサリアム)を通じて取引される構造を構築した。これにより、仮想の仮想通貨の3D画像データが実社会で流通する仮想通貨として価値を持ち、実態のない通貨オブジェクトの空虚さを浮き彫りにした。

本展覧会では、仮想通貨プロジェクトの一部を抜粋し、会場に配置する。
​また、その取り組み(習作)をwebアーカイヴとしてこの場に記録する。

作成した仮想通貨モデルをNFTデータとして出品する。

460760_A virtual currency named _RUNRUN_
999249_An icon for an application that remits virtual cur_xl-1024-v1-0.png

□ ルールの間に生じる錯覚を可視化するプロジェクト

 視点の転換を利用し、市場価値の指標として紙幣や金などで表現される「価値」の例に自作の仮想通貨を発行し、置き換えることによって、媒体が変容せずに価値が大きく変動する様子が如何にして異質な状況であるのかシミュレーションを通して可視化する。 反対に、自作の仮想通貨を既存の製品やサービスに割り当てることで、価値が変動せずに媒体が変容する状態の違和感を露呈する。 日本国内では、円に換金可能なポイントやデジタル通貨、クレジットカードが購買時に利用される。また、パチンコ玉、チップ、 馬券などの賭博に使われるアイテムも、一時的に様々なメディア として機能する。しかし、これらの間接的なメディアが紙幣に換金可能であることを忘れ、投資額を誤って評価してしまうことが あり、心理状態と乖離したヒューマンエラーを引き起こすことがある。私たちは、日々通貨に換算された紙幣やコイン、数値に一喜一憂している。

システム構築の構想

市場価値として商品や円に置き換えられ流通している「モノの価値」を自作した仮想通貨「ルンルン」に置き換えることで、 物体が変容しなくとも価値が変動する様子を視点の転換を通じて示す。これにより、通貨というメディアの特異性をシミュレーションし、可視化する。 「ルンルン」は、スマートウォッチのヘルスケア情報(皮膚温度、心拍数、睡眠記録、歩数、消費カロリー、アクティビティーなど)から取得される数値に基づき、 通貨のレートがリアルタイムで変動する。つまり、デバイスの着用者の健康状態(身体的データ)が通貨の価値に直接影響を与える。 展示では、「ルンルン」の現在のレートをプロジェクションで表示する。さらに、通貨サービスの紹介を模した映像やポスターのデザインに加え、 既存のECサイトや購入レシート、公共料金の請求書などを「ルンルン」に置き換えたメディアを配置し、展示空間全体で通貨やモノの価値について再考を促す。

¥to ETH .NFT DATA

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